あいさつ
皆さんこんにちは。出張鍼灸マッサージ秋山院の院長秋山です。
もう立秋になり夜には鈴虫の音が秋の賑わいを感じさせてくれますが、皆様の調子はいかがでしょうか?僕はまだまだ夏バテしています。
まだまだ寝苦しい日が続いていますが、皆さんはどんな枕をお使いですか?
低反発がいいとか高反発がいいとかオーダーメイドがいいとかインターネットではいろいろな情報が氾濫していますが、
ここでは首や肩を中心にアプローチしていこうと思います。そして最後に僕が個人的にお勧めする安価で首肩が楽に眠れる枕を紹介したいと思います。
枕と肩こりの関係
首肩が辛いとき、頭痛があるときテレビ等でよく枕が原因として言われる印象がありますが、具体的に枕の何が首肩に悪いのか合わないのかわからない方も多いと思います。
よくあるパターンだと枕が首まで乗っておらず、首と枕の間に隙間があると頭や首自身の重さが寝ている間、首肩に負担がかかっていることがります。
理想としては、枕が首から肩のアーチに沿って沈み込むのがベストです。
また頭が高すぎたり低すぎたりしても寝返りをうちづらくなり、加えて頸椎に負担がかかり首肩全体の筋肉に悪影響を及ぼします。
つまり寝返りが打ちやすい高さで、頭から首までの重みを軽減し負担の無いように調整する必要がありますが、そんなことを言ったらオーダーメイド(約三万円)が一番なのかといわれるとそうとは限りません。
オーダーメイドの枕は頭から首までの高さ形を計測したタイミングしか合わず、なおかつ経年劣化とともに形や硬さがヘタってきます。
首の状態はその日その日で違います。なので毎日高さを調整できる枕がいいわけです。そんな便利な商品があるわけないって?実はあるんです。
原点にして頂点?そば殻枕の利点と利用法!
ここでお勧めしたいのはどこにでも売っているそば殻枕です。
ただ頭をのせて寝るようではどの枕でも首の負担は変わりませんが、そば殻枕の利点は中身を調整できるところにあります。
基本的に仰向けでも横向きでも
①首に隙間ある。
②頭の高さが高すぎたり低すぎたりして寝返りが打ちずらい。
この二つのどちらか一つでも当てはまる枕を使っているともれなく首肩に負担がかかりますが、逆にそば殻枕はその2つを両方解決できます。
最初買った時はパンパンにそば殻が詰まった状態ですが、少しずつ首のカーブに合わせられる量まで抜きながら高さを調整していただければあっという間に自分の首に合うそば殻枕が完成します。
抜いたそば殻はヘタったタイミングで足すように残しておくのが良いと思います。
いちいち寝るときに首の高さに合わせて枕の形を変えるのは面倒と思うかもしてませんが、その小さな毎日の一つ一つの積み重ねで首のコンディションを良い状態で維持できます。是非やってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?治療への意識や関心が高い方はマッサージや鍼灸を月に2~4回程度受ける方もいらっしゃいますが、月に1回マッサージを受けるか受けない方が大半だと思います。
体を良くするのも悪くするのも日々のちょっとした積み重ねです。安価で手に入りやすいので、試してみてはいかがでしょうか?