向いてること、向いてないこと 〜まず病院?それとも鍼灸・マッサージ?〜

あいさつ

みなさんこんにちは。
出張鍼灸マッサージ秋山院の秋山です。

4月は事務的なお知らせのみで、サイト開設以来、初めてブログを更新せずにひと月を終えてしまいました。楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、誠に申し訳ございません。
“11か月坊主”という苦いスタートでしたが、5月からは心機一転、週1ペースでしっかり更新していく所存です。

さて、今回は少し趣向を変えて、「鍼灸マッサージが向いていない症状」についてお話ししたいと思います。

本当は「これには鍼灸が効きます!」という内容だけで済ませた方が都合が良いかもしれません。でも、私としては鍼灸マッサージをおすすめするのと同じくらい、必要なときにはきちんと病院にかかっていただきたいと考えています。

このブログが、みなさんが自分の体としっかり向き合うヒントになれば幸いです。


🏥 まずは病院にかかるべき症状とは?

以下のような症状がある場合、まず医師による診断・治療を受けましょう。

🚨緊急度が高い症状

  • 強いしびれ、急な麻痺や力が入らない
  • 転倒後の激しい痛みや腫れ、変形
  • 胸の痛みや息切れ、動悸
  • 激しい腹痛、血便や吐血
  • 高熱が数日続く、けいれん、意識障害
  • 顔半分のしびれ、呂律が回らない(脳卒中の疑い)

これらは鍼灸やマッサージでは対処できません。「ちょっと違和感がある」と思ったら、まずは病院で検査を。


👐 鍼灸・マッサージが向いている症状

では、どんなときに鍼灸マッサージが力を発揮するのか?以下は一例です。

① 慢性的な筋肉のコリや疲れ

肩こり、背中の張り、腰の重だるさなど。デスクワークや立ち仕事が原因の場合、鍼灸やマッサージで血流を良くし、筋肉の緊張を和らげるのが効果的です。

② 自律神経の乱れによる不調

頭痛、めまい、耳鳴り、不眠など。病院では「ストレスですね」で片づけられることも、鍼灸では自律神経のバランスを整えることで改善を目指せます。

③ 病名がつかない「不定愁訴」

「なんとなくだるい」「原因不明の不調」など。東洋医学の観点から体全体を整えることで、じわじわと体調を底上げしていくことができます。


✋まとめ

ありがちな言葉ですが、「体は資本」です。
体に不調があれば、生活の質が大きく下がってしまいます。
だからこそ、「この症状にはどこへ相談すべきか?」という視点を持つことがとても大切です。
このブログが、その判断の一助となれば幸いです。

今後も、皆さんの体と心に寄り添えるような情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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