読むと眠くなる眼精疲労の話

健康について

あいさつ

皆さんこんにちは、出張鍼灸マッサージ秋山院の院長秋山です。

最近ブログやサイトの更新、確定申告の作成なとでパソコン仕事が増え、目の疲れを感じることが多くなりましたが、皆さんはいかがでしょうか?(デスクワークがメインの皆様と比べたら大したことないかもしれませんね。)

眼精疲労も強くなると後頭部の頭痛も起こることもあります。

辛くなるたびにマッサージや鍼灸でメンテナンスができるなら、それに越したことはないのですが、毎日のお仕事でため込んだ眼精疲労をその都度マッサージを受けていたらそれこそ週一回でもメンテナンスしないとならないと思います。

今回はなぜ眼精疲労の基礎知識やメンテナンスする方法も伝授していこうと思うので、是非参考にしていただければと思います。

眼精疲労とは?

眼精疲労は、目を使い過ぎることで目やその周囲全体に起こる倦怠感や不快感を感じる状態を指すことが多いです。

その原因は物理的、神経的、環境的な要因が絡み合って起こります。

いくつか例を上げますと、

①ピント調節機能の過剰な負担
目の水晶体の厚みを調節して焦点を合わせる働きを担う毛様体筋という小さな筋肉が、長時間近くのものを見続けると緊張し続け、疲労を引き起こします。
具体的には、スマートフォンやパソコンの画面を長時間見たり、細かい作業を続けることで起こります。
結果として、目のかすみ、焦点が合わないなどの症状が現れます。

②ドライアイの発生
目を酷使すると、瞬きの回数が減少し、涙の分泌量が低下して角膜が乾燥しやすくなります。
具体的には、コンタクトの長期的な着用やスクリーンを長時間注視、空調による乾燥した環境によることが多いです。
他にも加齢によって進行することもあり、結果目の乾き、異物感、充血が起こります。

また単純な目の周囲だけの眼精疲労にとどまらず、継続的な目の酷使により交感神経の興奮をによって、自律神経のバランスを崩します。
これにより、全身の疲労感や不快感が増幅します。
結果的に中々入眠できず睡眠不足になりやすく、また睡眠も浅くなり疲労感の蓄積による起床時の倦怠感、精神的ストレス等々……
ただ目が疲れるというだけではなく、全身にいろんな影響を及ぼします。

眼精疲労の予防と対処法

予防
さて、では具体的に何に気を付け、疲れた時どう対処していけばいいと思いますか?

まず予防としては、スマホやパソコンなどの使用時間や頻度を減らすことができればそれに越したことはないですが、言うは易しでなかなか難しいと思います。

なので、画面を見る環境を整えることを推奨します。

①姿勢を正した状態で目線の高さに画面を配置し、約40~50cm以上の距離をのモニターやスマホの画面の位置に持っていけるとよいですね。

②集中して作業をすると、前傾姿勢になり姿勢が乱れ、目や首肩に負担がかかります。1時間に1回席から立つことで、乱れた姿勢をリセットすることも有用です。

③長時間モニターを使用すると瞬きの回数が自然と減ってしまうので、意識的に瞬きを増やしたり、目薬を使用することで、角膜の乾燥を防ぎましょう。(目薬は、使いすぎると目に負担をかけることもあるので、使用頻度を守りましょう)

④栄養不足が続くと視力や焦点の維持、疲れやすさに影響が出るので目の粘膜を保護するビタミンAや目の疲れを和らげるビタミンB群、網膜を守るルテインなど意識的に取ってみましょう。

対処
次に疲れたりかすんでしまった時の対処法ですが、

①睡眠中は目の細胞が修復されるため、平均7時間の睡眠を確保を心がけましょう。(睡眠前のスマホは控えましょう)

②目の疲れを感じたら、目の周囲を温めて周囲の血流を促進させて緊張を緩和することも大事です。

ホットアイマスクがあると良いですが、今回は簡単に自宅で作れる蒸しタオルの作り方を紹介させていただきます。

蒸しタオルの作り方
1.タオルを濡らしてラップにくるんで電子レンジで温める(20~30秒程度)。
2.細かく温度を手で確認し、心地よい温度のタオルを目の上に5~10分置く。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ちなみにタイトルにもある通り、このブログの下書きをコンプラ担当のスタッフに読ませたら、読んでる途中で寝てしまう威力の文章でしたが、皆さん最後までついてこれたでしょうか?

痛みというのは、ある日突然前触れもなく出るというよりも、日々の疲労の蓄積で不快感から痛みに変化していきます。

僕も良くやるので気持ちはとても分かりますが、寝る前のスマホは最高に心安らぐひと時とはいえ、心にはよくても体には悪いことだということを念頭に置いていただけると幸いです。

目の疲れを感じたときは、温熱療法や目の体操で一時的な負担を和らげるとともに、作業環境や生活習慣の見直しで根本的な対策もしていきましょう。

そしてどうしても目の疲れが取れないとき、このブログを読んで疲労がたまったなと思うようでしたら、是非出張マッサージを頼っていただけると幸いです。

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