あいさつ
こんにちは、出張鍼灸マッサージ秋山院院長の秋山です。
最近急に秋めいて、ぐっと気温も下がり世間的には体調を一番崩される方が多い季節の到来を感じ、私自身も年に一回この時期だけ風邪をひきやすくなるので異変を感じたら葛根湯をがぶ飲みして何とかしのいでいますが、皆さんいかがお過ごしですか?
日常生活の中で手軽に取り入れられる温熱療法の一つとして、今回はカイロについてお話ししたいと思います。
特に効果的なカイロの貼り方や注意点、そしてカイロがない場合でもご自宅で同様の効果が得られる蒸しタオルの使い方なども併せてご紹介します。
利点
血行不良の原因としては疲労や使いすぎ、怪我後の防御反応による過度な筋緊張や運動不足による循環不全、内科疾病からくるものは数え始めたらきりがないくらい細かくありますが今回省きます。
まあともあれ皆様が酷使したり、逆に使わなさすぎたりして筋膜が固くなり循環不全を起こし、炎症物質が出たり痛覚の神経を圧迫して痛みを誘発することが多いわけです。
患部を温めることで血流を促進することで血行不良によって起こる症状を緩和と予防することが期待できます。
貼る場所としておすすめしているのは、①首と肩の境目に当たる頚椎の5番から胸椎の一番にかけての両脇の部分と②腰の少し下にある仙骨という部分をおすすめしています。
もちろん冷えているところや痛みがあるところに直接当てていただいてもよいのですが、今言った部位から腕や足に神経が伸びているのでその神経の根元の部分を温めることで、神経に沿って手の先足の先まで温まりますので是非お試しください。
注意点
適切に使えば素晴らしいものですが文明の利器とはいえ油断は禁物、熱を持つので当たり前ですがヤケドや場合によっては痛みが強くなってしまうリスクもあります。注意点と対策方法をご紹介していきたいと思います。
①どうしても痛みが出る場所に直接貼りたくなると思いますが、骨の上を跨いで貼るときは低温やけどに注意が必要です。低温やけどはやけどの中でも重症度が高く治るのに何か月もかかることもありとても厄介なので、できるだけ骨の上は避けていただくかどうしても貼りたい場合は温度が高くならないタイプのカイロを選んでいただいたり、直接その部位を長時間圧迫するのは避けていただき皮膚が痛くなったりかゆくなってきたらすぐ取り外してください。
②あとこれは絶対控えていただきたいことなのですが、急性の炎症を伴うものや挫傷や打ち身のある部位は痛みが出ていても避けたほうが良いです。熱を持った状態の患部を温めてしまうと一時的に痛みが強くなってしまうので、そういった症状や状況の際はまず冷やして炎症を抑えてあげてから温めましょう。温めたほうが良いのかダメなのかのがご自身で判断できないと思いますので、あたためでうずいたり痛みが強くなるようでしたらできるだけ控えていただき病院で指示を仰いでいただけると確実だと思います。
カイロがなくても簡単にできる代用温活!!
①ご自宅にあるタオル地のものを用意して下さい。
②全体を濡らします。滴らない程度に絞ります。
③全体をラップで包んでいただき、500Wで30秒~1分程度暖めます。タオルのサイズによって温まり方が違うので、あまり温まっていないようでしたら10秒ずつ温めてください。
④温め終わったタオルは非常に熱いため、すぐには取り出さずに少し冷めるのを待つと安心です。
まとめ
いかがだったでしょうが?鍼灸師的には辛くなったらマッサージ!鍼!灸!と紹介してすぐ来ていただけたら良いですが、皆々様普段なかなか痛みが出たときに時間を作ってすぐお店へ行こう!というのも難しい話ですし、自分でマッサージやストレッチとなると心得があれば良いですが、逆に痛くなったり揉んでる腕が疲れたりなかなか自分でメンテナンスするにしても難しいですよね?
少しでも体の痛みやつらさを和らげ、無理なく続けられる温熱ケアとしてカイロを提案させていただきましたが、もしお時間があればマッサージやお灸など専門家が患部にしっかりアプローチすることでより痛みや辛さの改善は早まりますので、是非合わせてご検討いただければと思います。
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